2012年7月3日火曜日

古いマツオカギターのハーモニーバーを削る

ハーモニーバーが側板に接着しているのは、響かないということなので、削る。
サウンドーホールから手を入れて、
小刀、彫刻刀、ヤスリを持ち替えて、
カミキリムシがかじるように、カリカリと削り、側板から離す。

ハーモニーバーを削ったら、弦を張り直す。
当日は効果は疑問であったが、翌日は良い結果となる。サスティンが伸びた。

ではさらに、側板内部に貼っている、反射用のおはじきを剥がす。
側板の響きを殺しているのではないと思って。

結果はダメである。
音場が小さくなってしまった。
エレアコのコントローラーを外した側板の穴を、手で開け閉めして音量の変化を聞くと
おはじききを貼っていた時より、変化が少ない。
おはじきを貼っていた時は、音量の変化が顕著であった。開けると音が大きくなった。

そこで、おはじきを貼りなおすことにする。








バスレフ効果で低音が不自然になるのを防止するため、ティッシュを貼っている。