ラウロのベネズエラワルツ2番で、どうしても指の届かない部分がある。
Youtubeの投稿を見ると、西洋人は簡単に弾いている。
というわけで、ギターは西洋人サイズなのだと今頃気が付く。
小さいサイズのギターを探し、買える値段で・材質が興味深く・生産国がルーマニアでおもしろそうなので、HORAの7/8を注文。
楽器の通信販売は初めてなので、荷痛みしないか心配だった。
三角のダンボール箱で届く。ガラス注意のラベルが貼ってある。
開けるとプチプチシートで軽く包んである程度だが、安全に運ばれてきたようだ。
部屋が楽器屋の匂いになった。
調弦をする。
鳴らしてみる。
まったく響かない、ひどい音。
エレキギターをアンプ無しで鳴らしたような浅い音。楽器の音じゃなくて木の箱の音だ。
サイズが小さいとこんな音なのだろうかと、心配になる。
まあ、自作スピーカーも作りたてはこんな音だしな、と自分を落ち着かせながら、鳴らし込み開始。
ネックのサイズは長さだけでなく、巾も狭く、厚みも薄い。薄さが弾きやすさに関係するとは、体験して初めて分かる。
ただの木の箱の音から、リュート風の音色に変化して、初日は終了。
パソコンソフトで調弦したけれども、鳴らし込むほど解放弦にピッチのビブラートがかかり始めるのが視認できた。
ダボで止めてある。