2017年1月4日水曜日

自作ギター完成、弾きながら微調整

ちょっとずつチンタラ作っていたら、完成してしまった。
5,7,9フレットに柿渋を塗って目印にした。
弾いてビビるフレットは、その都度ヤスリで削る。竹串フレットなので簡単。
ミーントーン、うねうねフレットは押さえにくこともなかった。

ミーントーンフレットの効果で和音が輝く。
平均律フレットに聞き慣れた耳には、フレーズがちょっとうねった感じになって、それが音楽的に心地よい。コブシのようだ。
音色はリュートに似ている。ミューンという感じでスィープする。
サスティーンがすごい。ハイポジションのアルペジオがハープのようだ。

木材はホームセンターで調達したものばかり。ツーバーフォーのホワイトウッドやファルカタ、バルサ、ひのき、古竹、竹串、エゾマツ厚経木。
ギターは材ではなく構造なのだと思う。

上下に高音と低音弦を付け足したが、指がこんがらがって弾きにくい。
イエペスも最初は大変だったんだろうなと、急にわかった。