2015年5月6日水曜日

カルレヴァーロギターの真似をして、スリットを入れたが、数日後に鳴らなくなる

カルレヴァーロギターの真似をして、スリットを入れたが、数日後に鳴らなくなる。
最初は幽玄な低音が出ていたが、数日後にはただの痩せた低音になってしまった。
ギターの内部の底で鳴っているような、表に全然出てこない音。弦だけが鳴っている音。

スリットをセロテープでふさぐ。
低音は膨らみのある音に戻った。
とすれば、低音はヘルムホルツ共鳴で鳴っていたのだ。

では、カルレヴァーロギターはヘルムホルツ共鳴では無い、ということになる。
なぜ、低音が出るのだ?

表面板の固定をゆるくして、自由に振動するようにしたら音量が増すということでも無いのか?


高音は表面板の厚みで鳴ることは、ブリッジ裏を削って分かった。
削っていくと、ある厚さで非常にツヤのある高音が出るようになったが、更に削ると高い倍音が聞こえなくなった。