2012年10月17日水曜日

九州国立博物館にフェルメールを見に行きました

日曜の朝イチのつもりで行ったら、長蛇の列。(ゴッホ展ほどではない)


その列が終わったら、あとは混雑しなかった。


列につられて,外の窓口で当日券を買ったけれども、館内の窓口や


自動販売機は誰も並んでいなかったので、そっちに行けばよかった。











フェルメールは後ろからライトで照らしてあると錯覚するほどの、光がリアル。印刷ではくすんだ感じだけれど、実物は明るい。


15世紀のテンペラ画が細密でリアル。服の素材がわかるほど。


木彫がまた信じられないくらい細かい。楊枝ほどの太さまで削り出してある。ヨーロッパは大理石とブロンズだと思っていたが、木彫もあったとは。


素描もすばらしい。小さいアイディアメモのはずなのに、きっちりとした線で描いてある。


色鉛筆画をやるようになったので、画家の筆致を見られるようになりました。それまでは、有名な絵の存在を確認するだけの見物でした。


迷いのない正確な筆致に、羨望と嫉妬。画材も不自由な昔なのに、どうしてこんなに描けるのか。